【境界カメラ1】ナリモトD失踪事件がニコニコ生放送公式配信されたが……

『境界カメラ』タイトルロゴ



2018年11月17日、この日はオレたちにとって待ちに待った特別な日だった。
ニコニコ生放送の有料ホラーチャンネル『境界カメラ』のニコニコ生放送公式配信が行われた日だ。

『境界カメラ ナリモトD失踪事件 今夜遂に』

『境界カメラ』を全く知らない人向けに、予告編はこちら。

失踪したのがこの人。

ナリモトD

ナリモトD

失踪した新人心霊ディレクター、ナリモトを追いかけている寺内康太郎。

寺内康太郎

寺内康太郎

消息不明のナリモトを『境界カメラ』チャンネルの画面に出して、『境界カメラ』プロデューサー有馬顕の前に連れ出す──これが2018年12月31日までに解決しなければ、再開後の捜索費用全額を返還すると有馬に断言した寺内に課せられたひとつのミッションだった。

とうとう消えていたナリモトDが、リスナーの目の前に!?
それが今夜、叶うかも知れない、だって?!

「ナリモトD失踪事件」は一年間という休止期間があったからこそ、なおさら否が応でも期待が高まる。
その日は、『境界カメラ』チャンネルリスナーにとってもまた正念場だったのだ。

しかも、境界カメラは公式配信をするにあたって、関連するチャンネルをフル活用する。

4つのチャンネルで、ナリモトの登場を待ち受けるのだ。
別に観るだけなのに、開始時間が刻々と近づくたびに妙な緊張感に包まれていった『境界カメラ』リスナーは、オレだけじゃなかったはずだ。

午後7時30分にビッグサマーチャンネル、TOXICチャンネルが開始。
そして、午後8時にニコ生公式と境界カメラチャンネルの放送がはじまった。

……。

2時間後の午後10時に終了。かくして祭りは終わった。

『境界カメラ』リスナーのオレたちは、配信前までは同じ希望に向かって走っていた。

──ようやくナリモトDが有馬Pと対面するんだ、と。

しかし、事態は思うように動かない。
『境界カメラ』は脚本も予定調和もないドキュメンタリーだ。
だから、公式放送には次々と予定外の出来事が起こった。
それはわかる、それはわかるのだが……。
公式配信が終わった後、オレたち各々の心の内にあったものは、決して楽しい感情だけじゃなく。
多かれ少なかれ、不満や落胆も含めて、色々な思いが渦巻いていた。
オレたちは、決して一枚岩ではないのだ。

『境界カメラ』リスナーである「オレたち」ではない──ひとりの個である境界チャンネルリスナーの「オレ」は『境界カメラ』と寺内康太郎を追いかけた、ひとりの『境界カメラ』リスナーとして「ナリモトD失踪事件」への思いを記録していきたいと思う。

そんな思いと同時に、これを読めば『境界カメラ』ナリモトD失踪事件がおおよそどんな事件なのか、わかるようにしたい。

出来るだけ、ネタバレはなしの方向で書いていく。

……って、「ナリモトD失踪事件」って書いてあるのにそのナリモトが来るんだったら、失踪していないじゃん!!
そんなの最大のネタバレじゃん!!

と思う人もいるかも知れないが、この謎とホラーに満ちた事件において、ナリモトを見つけ出すこと自体は、あまり重要ではない。

それよりも、何故ナリモトが失踪したのか?
ナリモトが自宅に引きこもってしまった原因は一体なんなのか?

そちらの方が余程重要なことなのである。

最後に、オレが一番書きたいこと、伝えたいことを書く。

ホラー好き、特に投稿系ホラー好きであれば、『監死カメラ』『ホントにあった!呪いのビデオ』の監督を務めた寺内康太郎を信じてもらいたい。

寺内の描く『境界カメラ』ナリモトD失踪事件の世界観は、投稿系ホラーのジャンルを超えたものであり、未だかつてここまで先の読めない展開に出逢ったことはない。

まだ誰も知らない、寺内康太郎自体知らない結末を、ひとりでも多くの人と追っていきたい。

寺内は2018年12月31日までにこの事件を解決する、と有馬に啖呵を切っている。
今年の年末まであと1ヶ月と半ばもない。

いや、でも、そもそも『境界カメラ』ってなんなんだよ?
寺内康太郎って一体何者なんだよ?

次の記事では、そのあたりから話をしていきたい。



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