【境界カメラ8】寺内康太郎と『境界カメラ』の新たなる企画

境界カメラの面々



寺内康太郎が監督として関わった『境界カメラ』の看板企画「ナリモトD失踪事件」と『監死カメラ』の流れをくむVTR企画──金田萌黄の「心霊動画部 金田萌黄」、カトールの「KATORの怖い夜」、菅野君の「K-FILE」のKKK企画。

ニコニコ動画『境界カメラ』チャンネルはこちら!

撮りだめされていた「【境界カメラ#18】KATORの怖い夜〜第三夜〜」を最後に一時休止された。
2017年12月1日のことだ。

2017年11月11日に配信された「【境界カメラ#15】企画会議!「境界カメラ」新企画を具体的にしていこう。歌舞伎町ゴールデン街から全編無料配信!」において、プロデューサー有馬顕とその右腕であるデモ田中、そして女優・モデルの椎名綾子とその飼い犬じゃじゃ丸が登場。
そのなかから生まれたのが「デモ田中のTVパーティー」であった。

これまでの企画に代わり、『境界カメラ』チャンネルに登場した新たな企画を放送順に記載していく。

「デモ田中のTVパーティ」(2017年11月17日配信より)

デモ田中

デモ田中

映画監督・俳優のデモ田中がホストとなり、境界線の上に立つゲストを招いて話をする軽快なトーク番組。

「心霊探偵じゃじゃ丸」(2017年12月15日配信より)

心霊探偵犬じゃじゃ丸

心霊探偵じゃじゃ丸

犬には霊が見えるらしいとのことで東京のホラースポットを心霊探偵じゃじゃ丸のお供(有馬、椎名、デモ田中、みきてー)らを連れて探検したり、誰かが失踪したりする夜のお散歩番組。

「徳田神也の理詰め&BLUES+」(2018年2月9日配信より)

徳田神也

徳田神也

『境界カメラ』メンバー唯一の喋りのプロ、MCでブロガーの徳田神也が1時間半だか2時間をひとり喋りで好き勝手に喋り倒すトークショー。

「テラコーの妄想推理ドキュメント」(2018年2月16日配信より2018年6月8日配信で終了)

寺内康太郎

寺内康太郎

映画監督の寺内康太郎が未解決の犯罪事件やオカルト現象といった大いなる謎に迫るエンターテイメント・バラエティ。

寺内が提案した、毎週ひとりのパーソナリティがホストとなって番組を進めていくパーソナリティ制度が回り出したのは、2018年2月頃からだった。

このパーソナリティ制度により、以前は裏方だった運営会社エル・エーの社員が配信の表側に出てくるようになった。
理解を深めるために、主なエル・エー関係者をまとめてみる。

株式会社エル・エー
『境界カメラ』チャンネル運営会社
※実際の雇用形態は不明なので、有馬以外は一律に社員とする。

有馬顕 プロデューサー、社長
デモ田中 監督・俳優
椎名綾子 女優、モデル
みきてー 配信・ネット担当

従来の『境界カメラ』のコーナーが一新されることで『監死カメラ』からの流れでチャンネル会員になっていた視聴者たちに動揺が走った。

『監死カメラ』シリーズの出演者は、もはや『監死カメラ』監督の寺内康太郎とプロデューサーの有馬顕しかいないじゃないか、と。
金田もカトールも菅野君も、オフ会とか特別回にしか出なくなる、と。

『境界カメラ」チャンネル会員のなかには、今後の「ナリモトD失踪事件」の展開に進展の見込みがなくなったことや、金田萌黄、カトール、菅野君のファンだったからこそ入会したのに肝心なコーナーがなくなってしまったことから、会員を辞めてしまった人たちもいる。
その一方でナリモトD失踪事件やKKK企画の存続に望みを託し、会員であり続けた人もいれば、新しく立ち上がった企画コーナーが面白いと新企画ありきで会員になった人もいた。

『境界カメラ』は続いたが、2017年11月以降、2018年2月に自身のコーナーがはじまるまで、寺内は単発ゲストとして『境界カメラ』に登場するのみにとどまった。

もっとも、寺内からホラー関係の仕事がなくなったわけではない。
2017年12月15日と同年12月23日の2回にわけて生配信された、ニコニコ生放送「冬のホラー百物語」開幕特番において、寺内の手腕は存分に発揮された。

「ホラーアシスタント女子会」と称し、女優やモデルの小松彩夏、『ほんとにあった!呪いのビデオ』の川居尚美、『Not Found−ネット上から削除された禁断動画』の杉本笑美、そして『ほんとうに映った!監死カメラ』の金田萌黄が登場し、普通の女子会っぽい雰囲気からの……。

ニコニコ動画のプレミアム会員であれば、2018年12月9日現在、視聴することができる。
未見であれば、是非、観てもらいたい。
ニコニコ生放送が大好きな寺内だからこその面白い作品に仕上がっている。
ちなみに、事故物件の大島てるがみんな大好きタピオカミルクティーを持ってくるというシーンもぶっ込まれているぞ!!

『境界カメラ』としても「【境界カメラ#21】『ニコ生ホラー』境界カメラバージョン12/15の生放送で怪奇現象を徹底解析!KATOR氏も電話で参戦!」にて、「ホラーアシスタント女子会」に関連する配信を行った。

寺内はニコニコ生放送の開幕特番に関わった。
『境界カメラ』にも随時登場している。

これらの事実により、寺内が捉えている自身の立場と、周りにいる大抵の人が認識している寺内の立ち位置との間に大きなズレが生じる結果となった。

話の時系列としては、少々、未来の話になってしまうが、たとえば『境界カメラ』の演者でもあるデモ田中は、2018年11月2日配信「【境界カメラ#61】デモ田中のTVパーティー!#09」において、「(ナリモトD失踪事件の捜査中断以降も)寺内さんは『境界カメラ』の総監督だと思っていた」といったような趣旨の発言をしている。

──『境界カメラ』は寺内康太郎の作品。

それは寺内を高く評価している言葉であるのだが、残念ながら現実とは違っていた。
「ナリモトD失踪事件」とKKK企画の両輪が頓挫した段階で、寺内は『境界カメラ』の総監督ではなくなったからだ。
しかし、周囲は寺内の立場を『境界カメラ』の現場責任者として捉えた。
それ以降、寺内はあくまでも「ゲスト」として『境界カメラ』に出演していたのだが、会員も内部の人たちも、寺内康太郎は『境界カメラ』を現場で取り仕切る立場の人間だとみなし続けていたのだ。

『境界カメラ』が、新たな体制で続けば続くほど、寺内の元には「ナリモトD失踪事件」はどうなったんだ、などといった声が届いたと思われる。

現実の立場と、周りからみなされる立場との大きなギャップ。
作品が、捜査が中途半端になったことに対する責任感を覚えていた寺内は戸惑い、悩んでいたと思われる。

『境界カメラ』における自身の新コーナー「テラコーの妄想推理ドキュメント」を5回で終了させたあと、寺内は「夏のニコ生ホラー百物語」にあわせるかのように単発での企画を続けて行く。
ただ寺内にとって、そして大方の『境界カメラ』会員にとっても肝である「ナリモトD失踪事件」の話は進むことはなかった。
再開の目論見も一切立っていない。

時間が経てば経つほど、寺内はまるで底なし沼のような思考のぬかるみにハマっていったのだろう。

そして、2018年9月20日。
寺内にとって運命のときが来たのだ。

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