【夏目大一朗6】『映画版心霊調査ビッグサマー』上映会と夏目大一朗と夏目のファン

『映画版心霊調査ビッグサマー』ジャケット写真



自主映画『映画版心霊調査ビッグサマー』上映会に至る道のりで、夏目大一朗が一番苦心したのは集客だった。
夏目にとっては、客が入らなければ会場費用持ち出しという焦りもあっただろうが、それ以上に映画人として上映会で多くの人に見てもらいたい、という思いが強かったに違いない。

上映会については、『ビッグサマーフェス』の10日前、2018年9月7日にTwitterのツイートにて正式発表された。

上映会が開催される「原宿CAPSULE」の収容人数は40人(実際は30後半程度)とされ、幾度となく告知されたが、まだ先の予定であったためか、集客には苦戦した。

募集開始当初、予約人数4人から7人の時期が続いた。
募集開始から10日後、48時間に渡って放送された『ビッグサマーフェス』(別名:夏目フェス)がニコニコ生放送で公式配信され、合間に上映会の告知もされた。

『映画版心霊調査ビッグサマー』上映会告知

『映画版心霊調査ビッグサマー』上映会告知

ここで一気に予約が埋まるかと思ったものの、そう上手くも行かなかった。
夏目フェス後の予約人数は11人と控えめな伸び数に収まってしまった。
この上映会、舞台に立つ登壇者が10名以上(実際の登壇者は15名はいたと思われる)なので、このままだとほぼ観客と登壇者が変わらない。

この段階において、夏目は最終奥義を発動することになる。

「とにかく知り合いを呼ぶ」大作戦だ。

手当たり次第に知り合いに呼び込みを行う夏目と『ビッグサマー』リスナー有志による勧誘活動の甲斐あってか、上映会当日の劇場キャパは埋まった。
おそらく純粋な夏目のファンの数は来場者30後半に対して、20名超くらいか。

多数の来場者で賑わった上映会は、盛況のうちに終わった。
この上映会の舞台挨拶に登壇したひとりが『境界カメラ』でナリモトD失踪事件を追っている寺内康太郎であった。
この二週間ほど前、寺内は『ほんとにあった!呪いのビデオ』の福田陽平が監督した映画『アイズ』のニコニコ生放送公式の裏実況配信において、一向に進まない「ナリモトD失踪事件」について思いを爆発させた結果、ふたたび「ナリモトD失踪事件」が再開されたのだが、それはまた別の話である。
寺内康太郎と『境界カメラ』については、どこかで語ろうと思う。

話を元に戻す。
上映会を通じ、実際にファンと直面した夏目は、ファンの存在をリアルに感じ、それがさらなるファンサービスの原動力になったに違いない。
無論、上映会に来た来場者だけを大切にしようという話ではない。
夏目にとって、上映会に来場して直接会ったファンも、なんらかの理由で来場できなかったファンも等しく大事なファンなのである。

当初は1、2ヶ月といっていた暇なニコ生主みたいな『ビッグサマーチャンネル』配信を毎日行っている。
ひとえに、毎日配信をファンが望んでいるからだ。

夏目のファンサービスにおいて、夏目が抱く、目下の悩みどころは、東京(関東)と地方、というファンの居住エリアの問題だろう。
上映会にせよ何にせよ、現状でイベントを行うのであれば、どうしても、夏目自身が住んでおり、かつ集客人数が見込める東京で行うしか選択肢はない。
たとえば地方の劇場主から興行に呼ばれれば、夏目もその地方に飛び、その近くに住んでいるファンと親睦を深めることができるだろうが、現実的にそういったオファーはまだ残念ながらない。
もしくは、夏目が他の仕事かプライベートで地方に行った際に行う、といったことでしか現実に地方でのイベントは開催出来ない。

であれば「地方のファンはどうなるのだ?」という話になる。

むろん、映画版上映会においても、夏目はビッグサマーチャンネルにおいて配信をし続けた。
距離的な問題で来場できなかったファンに対する、夏目の最大の配慮だ。
ただ夏目がいくら配慮しても、やはり関東民重視だ、地方民軽視だ、という声が上がってしまう。
そんな声にも夏目は耳を傾けている。

そして考えるのだ。
住んでいる地域など関係なく、ファンが参加出来るイベントのあり方を。
今現在、夏目の頭には漠然としたかたちしか浮かんでいない。
だけど、夏目は立ち止まってしっかりと考えを精査してから行動を起こす、というタイプではない。

もうすでに走り出しているのだ。

思いつきかもしれないし、ぼんやりかもしれないし、その細部はビッグサマー公式Pの寺内康太郎に任せるみたいな感じになるのかもしれないが、走り出しているのだ。

夏目大一朗のサービス精神は、とてつもなく高く。計り知れないほど底が深い。

オレはそう断言する。



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